在留資格の許可・不許可は個別の事情によって、変わります。
似たような事情によっても、1つとして全く同じケースはありません。
あなたの友人には許可になる理由があり、あなたの申請は不許可になる何らかの理由があったと考えられます。
あなたの友人の申請内容を全て把握している訳では、ないでしょう。
例えば、留学生が本国から家族を呼び寄せるケースで考えます。
このケースでは、留学生本人の学業・生活・経済力、周囲からの支援、呼び寄せる配偶者や子との関係の真実性が主に審査されます。
学業成績やキャリアや人によって、異なります。
経済力や周囲からの支援についても、各家庭によって全く異なるでしょう。
他人が許可になったから、ご自身も許可が取れそうに思います。
「なぜあの人はビザが取れたのに・・・」
と、憤って、入管や依頼した行政書士に強く訴えるかたもおられます。
が、そうではありません。事案が異なるのです。
他人と比較するより、ご自身の不許可理由を検討して、それについての立証をしたほうが許可の可能性は高くなります。
憤っているより、再申請のための準備をするほうが前向きです。