過失割合の調べ方

過失割合については、市販の交通事故本や『民事交通訴訟における過失相殺率の認定基準』全訂4版を購入することで、定型的な自動車対自動車、バイク対自動車といったケースごとに割合が示されており、過失の増減についても詳細に記載されています。

ほとんどのケースでは、このような書籍を購入することで過失を調べることができます。

 

しかし、プロが過失で争う場合の方法をお教えしたいと思います。

まず初めに、実況見分調書を閲覧しに行きます。

その方法ですが、ご自分の事故を管轄している警察署(事故証明書に記載されています)に行き、事件の送致日時と送致番号、送致した検察庁を教えてもらいます。

そして、管轄の検察庁に行きます。そこで、受付で交通事故の実況見分調書を閲覧に来たことを伝えますと、係りに案内してくれます。

検察庁によって扱いが異なりますが、持ち物としては事故証明書、身分証明書、印鑑などがあれば大丈夫だと思います。

ご不安であれば、事前に確認してから出かけてください。

 

実況見分調書を閲覧したら、ほとんどの検察庁では謄写(有料です)をしてくれますので、お願いしてください。

謄写した実況見分調書には、実況見分の様子が詳細に地図に書き込まれています。写真も付いていますので、現場の様子がわかります。

相手はこちらにどの時点で気づいていたのか、そしてこちらはどの時点で気づいていたのか等々が明確になります。

その辺りの情報を読み取って、相手の過失を高める材料と、自分の過失を低める材料を探してください

 

少し難しいかもしれませんので、謄写した実況見分調書を持って交通事故専門の行政書士や弁護士等にご相談に行かれてもかまいません。

ただし、この実況見分調書も全て正しいとは限りません。

警察官もいろいろです。能力の高い方もいれば、低い方もいらっしゃいます。

ですから、ご自分の記憶と実況見分調書が大きく異なる時や、疑問点がある場合には、実況見分調書が間違っていること(あまり真剣に実況見分調書を書かない、能力的に書けない警察官もいます)もあることを覚えておいてください。

実況見分調書が間違っている場合には、法律家やプロの鑑定人を雇う等の対策が必要になってきます。