示談で折り合えない時は

示談交渉が決裂した時の選択肢として、

①訴訟する

弁護士を立てると、まずは交渉します。たいていは弁護士が交渉に入ると示談が成立しますが、それでも上手くいかない場合には訴訟になります。

時間がかかる、弁護士費用がかかるといったデメリットはありますが、事案によっては一番受け取る賠償金額が多くなります。

一例ですが、訴訟で判決まで至ると弁護士費用の一部を相手に負担させたり、事故発生から解決までの利息まで請求できたりしますので、大きな事故だと膨大な金額を請求できます。

なお、150万以下のケースは司法書士でも受けてくれますが、司法書士で交通事故を専門にしている先生は少ないのが現状です。

 

②交通事故紛争処理センターを利用する

交通事故紛争処理センターは、交通事故の示談を斡旋してくれる機関です。

センターにいる弁護士が、当事者の示談を斡旋してくれて、費用は無料です。

概ね地方裁判所の基準で賠償額を検討してくれ、センターの裁定に保険会社が従わなければいけませんので、使うメリットは大きいです。

訴訟の次に多く賠償額を受け取れる可能性があります。

ただし、担当弁護士に当たり外れがありますので、外れると満足のいく結果にはなりません。

また、常に混雑していますし、平日の昼間に斡旋に出かけていく必要があります。

 

③弁護士会の示談斡旋

各弁護士会が示談の斡旋を行っていますが、あまり利用されていません。

上記②のメリットのほうが大きいので、①か②の選択でよいでしょう。