過失相殺が賠償額に与える影響は甚大

しかし、この過失相殺を納得が行かないのに、簡単に退いてはいけません。

例えば、事故による損害額が合計100万円の場合、その事故の発生について、加害者の過失が6割、被害者の過失が4割あったとすると、被害者が請求できる額は、100万円の6割の60万円になります。

これは100万円で例を示していますが、実際の示談金額は最低等級である後遺障害14級の事案でさえ300万円程度になってきます。

ということは、過失が10%違えば30万円も金額が変わってくるということです(注 自賠責保険の過失は考慮せず)。

さらに等級が上になると、下手をすると百万単位で金額が変わります。

保険会社の担当者は、過失相殺がさも決まっていて覆しようがないように伝えてきます。

くれぐれも鵜呑みにしてはいけません。