特殊な神経症状の項目でも述べましたが、これらの障害は、交通事故外傷によって、長期間経過後も、激しい疼痛やしびれなどの症状が残っている方が多いです。

まとめてCRPSとも呼ぶようになっていますが、医師の中にはRSDやカウザルギーという病名を使用する方もいらっしゃいます。

(ア) カウザルギー

この病気は、末梢神経の不完全損傷によって生じます。血管運動性症状、発汗異常、軟部組織の栄養状態の異常、骨変化などを伴います。

(イ) RSD

この病気は、異常な交感神経の反射によって、カウザルギーと同じような症状を生じます。

症状は四肢によく見られます。

<カウザルギー、RSD等の障害等級表>

等級障害の程度
7級軽易な労務以外の労働に常に差し支える程度の疼痛があるもの
9級通常の労働能力は残存しているが、疼痛により時には労働に従事することができなくなるため、就労可能な職種の範囲が相当な程度に制限されるもの
12級通常の労務に服することはできるが、時には労働に差し支える程度の疼痛が起こるもの