脊髄の後遺障害16
  • 平成12年1月19日
  • 事故後3ヶ月経過頃から右足をひきずるようになった事案。MRI第2頸椎歯突起の形成不全、環軸椎亜脱臼が認められた。事故後3ヶ月経過後から症状は発生しているが、事故以外の原因により発生したと認めるに足りる証拠はないとして、因果関係を認め、素因減額を行った。
脊髄の後遺障害17
  • 平成11年9月13日
  • 被告が、事故後1年後、1年半後と麻痺の症状が悪化している等を理由に、精神疾患を主張した事案。裁判所は、他覚的所見が乏しいこと、麻痺の症状が徐々に悪化している点等から、相当因果関係を認めることに躊躇を覚えるとしながらも、事故前に症状がなかったこと、複数の医師が事故との因果関係を肯定していること等から因果関係を否定するのも躊躇を覚えるとして、50%の因果関係を認めた。
脊髄の後遺障害18
  • 平成7年3月30日
  • 頸髄損傷は、相当軽微な衝撃によっても発生する場合があり、代表的症状の全部又は一部を明確に具備することが頸髄損傷の診断に不可欠な要件ではなく、症状や経過を総合的に考慮して頚髄損傷は判断すべきとした事案。本件では、受傷当初の四肢麻痺、手指の巧緻運動障害や知覚障害等から、上肢に限定される頸椎捻挫等の疾患は説明できないとして、中心性頸髄損傷に近い頸髄不全損傷との診断を妥当とした。