脊髄の後遺障害10~12

脊髄の後遺障害10
  • 平成14年1月29日
  • 事故の追突の衝撃は大きくなかった事案で、被害者は既住症として脊柱管狭窄があった。裁判所は、事故により脊髄を圧迫して損傷を来たし、あるいは既にあった脊髄損傷が事故により悪化したとして脊髄損傷と事故との因果関係を認めた。素因減額50%。
脊髄の後遺障害11
  • 平成13年7月26日
  • 画像上で、脊髄損傷を疑わせる所見があったが、脊髄損傷を否定した事案。裁判所は、MRI上の異常所見を持って、直ちに外傷性変化あるいは病的所見とされるものではないと判示し、画像上の所見は、他の画像との比較や、臨床症状との整合性が重要とした。
脊髄の後遺障害12
  • 平成16年6月16日
  • 頚髄損傷を主張したが、画像所見等が無かったケース。裁判所は、頚髄損傷を診断するにはMRIにおいて輝度変化があること、事故直後から四肢麻痺などの神経症状があること、加えて電気生理学的検査を総合して判断するとした。その上で、本件においては頚髄損傷を否定したが、症状と事故との因果関係は認めて、素因減額5割を行った。